
Izakaya散策164軒目 北海道函館市
「海鮮料理 炭火焼 まるよし」
東松島からさらに北上して20年振りの北海道へ。そんなわけで、もちろん北海道を「Izakaya散策」するのも初めてです。とは言っても広い北海道。どこに行こうか迷いましたが何となく入口は本州に一番近い道南の「函館」かな~と言う事で‥

最初に訪ねたのは函館空港そばの「史跡 志苔館跡」。何処それ?と思うかもしれませんがれっきとした城跡です。上空から見た写真でハッキリと郭の形が見てとれます。

現地の案内板にも郭外の説明がなされています。城好きの僕としては最初に行きたかった場所ですがその城跡としてよりも素敵だったのが‥

郭内の花畑。季節の良さもあり一面を覆う「タンポポ」と「シロツメクサ」の姿に見とれてしまいました。

そして良く晴れた日だったので「下北半島」を一望する事も出来きこれにも感動。この幸先の良さに便乗して一気に車を「松前」まで走らせて‥

「松前城」にも訪問。

途中の「白神岬」や城の「本丸」からは約80Km先の「津軽富士 岩木山」が‥

ハッキリと見えました。現地にも「運が良ければ見えます」との説明。ここまで来ると運を使い果たしたんじゃないかと思い慌てて‥

「松前城」を後にして一路、函館に舞い戻りました。何故かと言えば目的の居酒屋‥

「海鮮料理 炭火焼 まるよし」さんに行くためです。青い空にも紅みが差してきて良い頃合いです。

今回の「まるよし」さんは地元の人が足繫く通う店との噂を聞きつけての訪問。靴を脱いで上がるスタイルは何かワクワクしますね。さて初めての函館は意外に暑かった ! だからコレが旨いに決まってる ! と言う事で北海道の地ビール‥

「サッポロクラシック生」を。本物を本場で呑むのはホントに美味しいです !

お通しは初夏らしく「茄子煮」を。

そしてお願いするのも初夏らしく「枝豆」を。以上の麦酒と野菜2点で今日1日の絵と季節をゆっくりと嚙み締めます。

「まるよしコロッケ」。店のオリジナルメニュー。サクッと甘さが伝わり、さすが北海道。根菜をメインに使うと無敵ですね。

「知床とり塩焼き」。北海道の地鶏も又、美味い。「クラッシック」との相性も抜群です。

ここからは魚介を。「活ツブ刺し」に‥

「ホッケ炭火焼」。北海道だったらの2品。これをサポートするのは‥

函館の地酒「五稜」。この組み合わせに火が付き‥

「タラバガニ外子正油漬け」と‥

「つまみ寿司(四貫)」を頂きました。左から「マイカ(肝乗せ)」・「ホッキ」・「サーモン」・「ツブ」そして「タラバ」と北海の魚介を堪能です。

「タラバガニ内子正油漬け」。こちらは「まるよし」さんからのサービス。「外子」と一緒に「内子」も食べてみてとの粋な計らい。うれしい~ !

〆はマスターが薦めてくれた「松前産天然岩海苔」で握った「おにぎり」。年間でも少量しか入荷されず地元以外ではお目にかかれない幻の海苔だそう。今日「松前」に行ってきたのに、その知識がない為、見過ごしてました。と言うよりも「松前漬け」ばかり探してましたね。残念‥。気を取り直して頂いてみるとホントに幻の如く美味しいですね。磯の香がさらに酒飲欲を誘います。但しこの海苔、値段は少々お高いと言う事で買ったかどうかは迷うところですけど、やっぱり味を知ってたら買ったかも‥。さてさて‥

さすがに地元の人が通うだけあってどの料理も最高でした。一見さんでも笑顔で迎えてくれる素敵なご夫婦が営む温かい居酒屋さん。機械があれば是非、再訪したいですね。ごちそうさまでした。

「海鮮料理 炭火焼 まるよし」
北海道函館市松陰町24-18
TEL/050-5487-9893
営業時間/17:30~23:00
定休日/日曜日
お薦め/ まるよしコロッケ・ホッケ炭火焼・おにぎり 他
