
戦国武将を訪ねて‥
「小机城」


「小机城」は横浜市港北区小机町にあり現在は「小机城址市民の森」として遺構が整備され、今回「続日本100名城」にも選定された平山城である。

横浜市には多くの城跡があるが「小机城」の遺構がに一番良い状態で残っている。

「本丸」の西側を第三京浜道路が通りこの道路建設の際には破壊された部分がある。又、横浜線が東西を横切り一部トンネルが貫通する。




「小机城」は「関東管領上杉氏」によって築城されたとされる。歴史上においてに「長尾景春の乱」の中で登場する。「景春」が主家である「山内上杉氏」に対して反乱を起こした。この時「景春」方である「豊嶋氏」が「小机城」に立てこもるが「太田道灌」に攻撃される。「道灌」は約2か月をかけて落城させた。その後、廃城となるも、この地域が「後北条氏」の勢力下に入ると「北条氏綱」の手により修復さた。のちに家臣の「笠原信為」が城主として配置される。1590年の「豊臣秀吉」による小田原征伐の際に無傷のまま落城。その後「徳川家康」の関東入府のときに廃城とされる。写真は復元された「冠木門」とその先の「本丸(仮)」。

「櫓台」とそこから見た…

「二の丸(仮)」。

「本丸(仮)」と「二の丸(仮)」の間にある「つなぎ曲輪」。又、「小机城」で見事なのは…




「土塁」と…





「空堀」が綺麗の残っている事。





城内の小さな起伏を楽しみながら見事な「竹林」を見るのも価値がある。

