
酒蔵探訪 in 彩の国-30「権田酒造㈱」
今回、訪ねたのは‥

熊谷の地酒を造り続けて167年を誇る「権田酒造㈱」さん。

平安末期から鎌倉初期にかけて熊谷を本拠とした武将「熊谷 直実」の名を冠した地酒「直実」でも知られた酒蔵さんです。

もちろん小売もやっています。

応対してくれたのは社長の奥様。奥様に相談しながら‥

頂いてきたのは左の「直実 特別純米」と右の「直実 特別本醸造」。「特別純米」は辛口な酒ですが煮物等にあわせると米の甘味を感じる旨い酒。燗にしても甘味を楽しめる酒です。「特別本醸造」はどちらかと言えば甘口。こちらも冷酒でも燗酒でも美味しい。両者とも料理を引き立てる旨い食中酒と感じました。そしてもうひとつ頂いてきたのは‥

もろみの米や麹の粒をそのまま残した‥

「直実 都富酒」。この酒はビンの中で発酵を続け炭酸ガスを発生させているそうです。

お猪口に注ぐとツブツブが表面に浮いて見た目にもキレイな酒。このお酒、甘口かと思いきやスッキリとした辛口。

たまたま桃の節句と重なったので「ちらし寿司」とあわせてみました。合います。こちらも料理を引き立てる演出酒。もちろん酒そのものが美味くなければ、こうはいかないでしょうけどね。さてさて以上の様に色々な知識を伝授してくれたのは先程お話した奥様。とても気さくで‥

笑顔が素敵な方でした。長い時間お付き合いして頂き有難うございました。最後に敷地内も散策させて頂き‥






こちらでもう一度お話をお聞きしていたら奥様の方から「梅酒は呑む?」とのご質問。「もちろんです」と答えると‥

ワンカップの瓶に梅干しが丸々ひとつ入った「権田酒造㈱」 オリジナル‥

「ニャオざねカップ」を頂きました。「ニヤオざね」は熊谷市のゆるキャラで何でも奥様のお友達がデザインしたそうです。こちらはまだ呑んでません。もったいなくてネ‥。いずれにしても有難うございました。楽しい時間でした。

